社会

梅雨時の心と体のケア

昨日、梅雨明けしたらしい宣言なるものが出て、6月に梅雨明けしたのは観測史上初なのだとか。今年はなぜか季節の移り変わりがなぜか早くて、もうすでに夏。最近、キンさんの定年ていつだっけ?と会社で聞かれることが多くなった。たしかにあと残すところ数年…

不揃のみかん達

11月の中頃、前日の雨が上がり、晴れ渡った青空を背に冠雪した富士山を右手にとらえながら新東名を西へ向かった 昨年定年を迎え故郷の三ヶ日で親のみかん畑を継いだ友人夫妻と会うために約100本のみかんの木があるその畑でみかん狩りをしないかとのお誘いを…

人口知能AIがもたらす未来

昨晩テレビ東京にチャンネルを合わせたら、AIを特集した未来世紀ジパングに、日記に書いた本の著者山本一成さんが登場していた。 奇遇である番組の中では将棋のAIソフトだけでなく、米国の警察でAIを導入して犯罪を減らしたり、従業員の健康管理にAIを応用し…

便利さと引き換えに効率の奴隷

スマホの料金プランを変えたら、通勤途上でスマホをいじる機会が減った。常時接続のインターネットが手のひらにある。この便利さに慣れてしまうと、ついつい調べずには居られなくなる。朝は天気、列車の遅延、駅での乗り換え、リアルタイムで分かるダイヤの…

満員のアルプススタンドと炎天下のマウンド

夏の甲子園が開催されている、正式には全国高校野球選手権大会 トーナメント方式で勝ち残った高校野球の県代表チームが甲子園での最後の戦いに望む野球の試合甲子園が始まると、子供の頃、下着姿でテレビの前で扇風機を回しながら一日中、高校球児を応援して…

ポピュリズム 豊洲移転 築地ブランド アマゾン

昨年米国大統領選で「アメリカファースト」をスローガンとして誕生したトランプ政権、既存マスコミを排除しツイッターで自ら発信し国民の指示を得た。過激な言動は様々な批判を受けながらも彼の言葉は人を酔わせ、票を集めた。 これがいわゆるポピュリズム …

スウェーデンにはなぜ「寝たきり老人」がいないのか

日本が26%、ドイツ21%、スウェーデン19%、米国15%と二位のイタリア22%を大きく引き離して日本は65歳以上の高齢化率で世界一のようだ。 福祉大国スウェーデンにはなぜ「寝たきり老人」がいないのか http://gendai.ismedia.jp/articles/-/45510 というこちらの…

facebook、常習性の罠

ここ、mixiも始まった当初は、個人日記の公開というスタンスでスタートしたのだが、他のSNSに顧客奪われだしてから、フォトやつぶやきやさまざまな機能が追加されてきた。 FaceBookもupdateの度に機能が追加されて、便利になるかと思いきや、自分のようにフ…

DeNAのトップがなぜ謝罪しているのか?

先週DeNAの南場会長ら3名が3時間もお詫びの記者会見 いったいDeNAが何をやらかしたのか?と調べてみた 原因はDeNAが運営する健康関連のサイトに投稿されている記事に明らかな誤りがあり、記事の真偽に責任は負わないと明記していたものの上場企業としての社…

「シン・ゴジラ」と「君の名は。」どちらが好みか?

FBやらTWやらで、良かった、と騒ぐ友達が多いものだから、あまり期待せずに見に行った映画「シン・ゴジラ」 上陸して歩いているだけで街を壊してしまうものだから、日本政府が総力結集して退治する、っていうだけのストーリなのだが、あの大震災での対応と重…

朝、蝉に蹴りいれたら、夜には臨床宗教師なんて話を聞かされて

通勤の途上、道の真ん中に横たわっている蝉にけりを入れてみた。目覚めて羽ばたくかと思いきや、道の端にころがったまま すでにその生を終えていた蝉、あとは群がる蟻達の餌となり、この地から姿が消えるのだろう。 幼虫として7年、羽化して地上でメスを求…

「立場主義」からの解放

「立場主義」という表現は初耳だけど、確かに、「立場」が自分の行動を律していて、本心を見えなくしているのかも知れない、そう思うことはある。 男性ならば、夫の立場、上司としての立場、長男としての立場 女性ならば、妻、長女、母、嫁、誰もがいくつも…

若い人は中国との付き合いを避けては通れない

60万部も売れたというので石原慎太郎の「天才」を書店でパラパラと見てみた 田中角栄の自伝?かと思いきや後書きにはフィクションとの但し書き 実名で人物を描いていながらフィクションです、とはこれ如何に 日中国交を果たした首相が金権疑惑でその座を去り…

怠け者のあなたに勧めたい芥川賞作品

「仕事するのって、やじゃやないですか?」 とあるマイミクさんに言われた事がある そうだよね、と相槌打ちながら、通勤も責任も仕事も放り出したら楽だろうなと自分も思っていた。 本当は自分って怠け者でダラダラと過ごしたいのが本性なのじゃなかろうか …

台湾企業に乗っ取られる日本のエレクトロニクスの老舗

台湾の会社が日本のエレクトロニクスを乗っ取る、そんな事あっていいのかよ?と声を荒げる彼の手にあるのはiPhone。 彼のiPhoneはその台湾の会社で作られていて、彼も含め世界中の多くのiPhoneファンがその台湾の会社の業績を支えている事に彼は気がついてな…

将来の夢は?高橋俊介氏

キャリア形成という言葉を最近耳にするようになった 終身雇用を漠然とあてにしていられた高度成長期に育った団塊世代と違い、グローバリズムの荒波をもろにかぶって翻弄された僕らの世代からは、一社あるいは一職種で勤めあげる事ができるとは信じていない。…

映画『奇跡の2000マイル』感想

『奇跡の2000マイル』- オーストラリアの砂漠を女性1人で横断する感動のロードムービー という映画をみた ストーリ性の高い物語も派手なドンパチも見る気になれず、ただ広大な自然を肌で感じる事ができたらいいなと、街中の熱気を避け、涼みがてら選んだフィ…

ハイスピードカメラで浮かび上がる日常の物語

写真家、Adam Magyar氏の作品、ハイスピードカメラがとらえた新宿駅で電車を待つ人の彫像 https://vimeo.com/77489382 この映像を見て、何を感じますか? 上京して始めて山手線に乗った時、向かい合う乗客が視線が重ならぬよう気を配りつつ、一定の距離感を…

「恩納村のシーサイドドライブイン」ドキュメント72時間より

金曜日の夜に家にいると見てしまうNHKのドキュメンタリー番組「72時間」 ある特定の街のスポットに集う人々を72時間撮り続けてインタビューする、ただそれだけの番組なのだが、事実は小説よりも奇なり、ということわざの通り、街の人々のインタビューから浮…

役職定年と社会人デビュー

50過ぎた僕らの年代だと、役職定年を迎え、会社人生の終わりがうっすらと見えてきたり、子供が巣立ち始め、かたや年老いた親の介護が切実な状況になったりと、思秋期とでも呼ぶべき時期を迎える友人がちらりほらり 子が社会人としてデビューするのは嬉しい半…

映画『そして父になる』鑑賞録

セレブなタワマンで暮らす子育てを母親任せにしている仕事人間の一流企業のリーマンが子の取り違え事件と研究所への左遷をきっかけに子供との交流に目覚める話 地元の外国人が電球を買い求めに来る、昼間子供の玩具を直す余裕もある、そんな寂れた田舎の電器…

朝日新聞と産経新聞の通勤途上読み比べ

通勤時間が片道100分もかかるので、昔は一日往復している時間で文庫本一冊読み終えることもあった スマートフォンを使うようになってから、ついつい、電車内でもあっち行ったりこっち行ったりとネットサーフで時間を費やすようになってしまった 最近始めて面…

シンプルに考えればいいだけの事さ

仕事のことで、不安なんですと部下が言った あれも、これも決まっていないし準備ができていない事に対して彼と仕事をするようになったのはここ三か月のこと 以前担当していた仕事は手順もきっちりと決まっていたので、マニュアル通りに進めれば良く安心して…

『八日目の蝉』 母と成れぬ男達の宿命と母性の物語

エンディングロールで初めて余貴美子が出演してた事を知って、あああの濃い演技してた人だったのねと改めてハードディスクを再再生。ご本人にも間近でお会いしていながら、まったく出演している事に気が付かなかった。永作博美という女優も、きっと傍にいた…

夢の弾丸列車のもたらしたもの

今日6月19日は、丹那トンネルが昭和8年に開通した記念日だという話を聞いて、熱海から三島へ抜け、箱根の山を越えずに、西への道が開けた、その事の意味を考えていた。漱石の坊ちゃんが松山に赴任が決まった時、同居している清が箱根の向こうですか手前…

 AKB指原莉乃 HKT48へ移籍

恋愛禁止のAKBのメンバーの昔の彼氏が過去の交際を週刊誌に暴露した事で博多への左遷という処分が秋元オーナーから下されたそうな。おそらくは5年も経てばAKBって何だったっけ?という事になりそうだし、こんなスキャンダルとも呼べないネタが大新聞の記事…

アジサイが、こんなにも色鮮やかだったとは

雷鳴がとどろいた後の雨に打たれ、庭のバラの花びらが散り、ふと路傍の色鮮やかなアジサイに季節の移り変わりを気づかされた。忙しさに追われると、通りに咲いた花を見落とす事になりますよ、と先週お会いした友人の言葉を思い出した。20年以上付き合いのあ…

喫茶店とカフェ

つぶやきで写真も載せたのだけど、昔ながらのいわゆる喫茶店、コメダ珈琲店が近くにできたというので、買い物帰りに寄ってみた。ふんわりとした椅子、高いパーテーションで区切られたその店は、昭和を思い出させるくつろいだ空間。お店には新聞やら雑誌が置…

高齢化社会って、想像すると、怖い。ついでに大阪の橋下さんの朝生とか

先日、久しぶりに田原総一郎の朝生を見た。 大阪の橋下市長と反橋下派の論客達という構図の言い合い(議論?)マスコミで報道される橋下像は独裁者のような描かれ方をしていたが、議論の内容は、橋下さんの方が明らかにまっとう。反対派の香山リカは、変わる…

「やまと」盆地ではぐくまれた日本の心

風景の先に山が無いと落ち着かない高校の時、そう言って、東京の大学に受かった友人は住み慣れた盆地を離れようとはしなかった。高校生の頃、長野に住んでいたけど、元々転勤族の僕にとっては山々に囲まれた土地に縛られる事は全く考えられなかった。 大学に…