人口知能AIがもたらす未来

昨晩テレビ東京にチャンネルを合わせたら、AIを特集した未来世紀ジパングに、日記に書いた本の著者山本一成さんが登場していた。
奇遇である

番組の中では将棋のAIソフトだけでなく、米国の警察でAIを導入して犯罪を減らしたり、従業員の健康管理にAIを応用している事例が紹介されていた。

カリフォルニアの警察では、地域のパトロール場所をAIにより犯罪発生率を計算した後決めている。車上狙い、ドラッグ、150mm四方で区切られたどの場所で今日犯罪が起きそうかを予知してくれる。このAI導入後犯罪が2割減ったという

従業員の健康管理AIは日本の食品製造会社での導入事例

毎朝、従業員は会社に備えらたカメラで写真を撮る。その表情をAIが画像解析をして、晴れ晴れとした気分か沈んだ気分かを数値化して提示する。その判定結果は人事部に届くようになっていて、疲れや沈んだ気分の社員へのサポートを人事と上長とで共に行うようになっている。

自動運転の画像解析用の半導体チップ開発会社として一躍有名になったのはトヨタとの提携で話題となったエヌビディアだ。コンピュータの特にゲーム用の画像処理半導体の会社としてその分野ではNo.1のエヌビディア。3D画像を高速で作り、描画する、その信号処理の速度の速さが、自動運転で欠かせない高速画像処理に生かされるという事だろう。

渋谷のスクランブル交差点を歩く人達を瞬時に一人ひとり判別するデモが番組で紹介されていたが、その精度はたしかに、凄いものだと思う。

AIは人の仕事を奪うだろうか?

沢山の事例を知っている事が仕事をする上で欠かせない医師や弁護士といった領域では大量の情報を瞬時に処理できるAIは活躍の場があるだろう。

感情が入らない分、正確に判断できるはずだ

公平で、誤りなく、私欲もない、人工知能AI。

好むと好まざるに関わらず、私たちは人工知能の存在を無視できなくなると思う