消費税値上げとキャッシュレス

消費税値上げとキャッシュレス

最近よく立ち寄る寿司屋がpaypayを始めたので経緯を聞いてみると、VISAには6%の手数料取られるけど、paypayは当面利用料無料だからとのこと。しかも、入金が数日後と早いし、お店にはQRコードボード一枚置くだけと色々と負担も少ない。
中国ではQRコード支払いが常識だし、米国ではクレカ払いが普及していて、日本のキャッシュレス化の遅れをポイント還元等の政策で挽回したいというのが国の思惑とか。消費税を値上げして、しかも低減税率なるルールもあって、お店もお客も混乱するだろうこの時期にこんな政策を推し進めようというのがようわからん。

10年前のこと、電子マネーedy使えば、現金不要になるねと使い始めて、定期券だってモバイルsuicaにしたから、携帯だけ持っていれば、移動も支払いも可能な生活が送れると信じていた。でも振り返ってみれば、suica モバイル定期はJR乗らないと使えないし、nanacoだTマネー(?)だと似たような支払い方法が乱立してポイントもまとまらず、ピッとタッチして決済が完了するスグレモノの電子マネー技術が生かされてるとはいいがたい。わざわざスマホQRコードを表示しなきゃならないpaypayなんかよりsuicaの方が便利だと思うのに。

財布に小銭が貯まるのがいやで、端数が出る支払いはクレカを使うのだが、薬局で数百円程度の買い物なのにサインを要求される。少額の買い物こそクレカかQRコードでキャッシュレス払いに対応してくれたらお客にとって便利なのに、DAISOではpaypay使えない(一部店舗で使えるようになるらしいけど)。一体、キャッシュレス化ってなんの為にやりたいのだろう?

とりあえずは、寿司屋の親父に習ってpaypay始めてみた。