スマホ乗り換えメモ

スマホの充電端子(マイクロUSB端子)にヒビが入ったので、端子が壊れてからでは困るからと最新の携帯電話はいかがなものかと電器店の売り場を会社帰りに覗いてみた。

興味があったZ1Fはauでは扱っていない、ちょっと位サイズが大きくてもいいかとZ1を手にとって見る。やはり、大きい。胸ポケットやズボンのポケットにねじ込んで持ち運ぶ事も多いので、スマホといえども小型がいいのになぁと思案に暮れる

iPhoneはなぜか安い
でも、使っている人の話を聞くと文字が小さくて見難いよぉとか、同じ熟年世代はコメントしている

iOSの持つサクサク感はiPadで体感ずみ、ましてや値段も安いとなればiPhoneにしない理由はないか、などとも思ってみる

そして、何気なくauの隣のdocomoの売り場をみてみると他社からの乗り換えなら機種代実質無料に加え、2万円の商品券をくれるとの表示

ほぉ、他社乗り換え、いわゆるMNPというのをすると2万円もくれるのかとサプライズ。その話を同僚にしたら、家族4人乗り換えると20万円以上のキャッシュバックがありますよ、ただし、沖縄セルラーの店舗での話、との事。

携帯の他社への乗り換えで沖縄までの飛行機代が出てしまう、という事は旅行ついでに、携帯を買い換えるのが消費者としての賢い選択なのか、と思えてきた。

MNP、モバイルナンバーポータビリティというこの制度、電話番号はそのまま、auからドコモへの乗り換えが可能、というこの仕組始まって8年。まだ使ったことはないのだった。

3月のこの時期は電話事業者にとっては一番のかきいれどきらしい

auはスマートバリューとかいう光ファイバー使った固定電話との抱合せのおまけのキャンペーン中。一人あたり月1400円近くお得になるとかで、家族で入っているならこのキャンペーン利用する手はないとの事

我が家はADSLで十分に満足しているものの、将来的には光とかケーブルとかに行くのが普通なんでしょ、という家人の言葉もあり、光にするとお得か否かを検討した。結論から言えば、今のADSLで別に不自由しないなら、あえて、ケーブルなんぞ引かなくても良いか、という結論に

フレッツTVのあるNTTなら光オンリーで電話もTVもまかなえるもののauのサービスは地上波TVは光ではダメっぽくって、かといって今更地域独占で一行に値段の下がらない地元のケーブル事業者とお付き合いする気にもなれず、スマートバリューが有効に活用できそうもない我が家としてはauさんのサービスは中途半端

それならば、と、auからdocomoに移転するMNPを真面目に検討し始め、メアドは変わるけど、MNPもありかと思えていた

そんな矢先、docomoのショップを訪ねてみたら、機種代実質ダタとなるだけでなく、契約したら現金をその場でお渡しするキャンペーンを実施中とか。電器店で聞いた時には商品券だったけどdocomonoショップは現金だ

しかも去年の夏モデルなら5万円ものキャッシュバックがあるのだとか

携帯のメアドが変わってしまうのは、いろいろと友人たちの手をわずらわせる事にもなり、申し訳ないかなと心配はするものの、そもそもメールで繋がっている相手だって、ほとんどmixiやらfacebookやらtwitterやら連絡手段は多岐にわたっている事もあり、アドレス変えてでもキャッシュバックゲットだなと思い定め、auMNP移転のための予約番号をくださいと電話した

ところが、電話をしてMNP移転、auは辞めてdocomoに行きますんでとオペレータに話した所、ポイントを差し上げるので考えなおしていただけませんかとオファーをいただく。

えっ、そんだけポイントくれたら、機種代は実質タダじゃやない、だったら、わざわざ乗り換える事はないのかも考えなおした。

この引き止めポイントは、電話をかけてMNP移転予約番号を取ろうと試みた人だけの特典、知らないと損をする、というのも、どこか後ろめたさを感じさせる

じゃ、auに留まろう、機種はこれにしようと決めて電器店を訪れた所、U25とかいう割引を使えばさらに安くお得ですよと、店頭でauの担当者よりご助言をいただく。

で、既に毎月割が終了している息子にも機種変させ彼にも引き止めポイントをゲットさせ、合わせてxxx円もの携帯事業者より優遇措置(?)を得て、3月末日、消費税値上げ前の駆け込み機種変を遂行す。

2年半ぶりの機種変

たった2年で、高額なスマホを買い換える事にいささか戸惑いを覚えつつ、でも、その進化ぶりに驚かされた。

液晶の画質が格段に良いだけでなく、LTEというこのサービス、通勤電車の中でもガンガンいアプリをダウンロードできる程に高速だ。

ディスプレイも大きめのZ1を購入した事で、新聞もそれなりに読む気になる

これら一連のキャッシュバック騒動、マスコミで取り上げられ、総務省のご指導もあり、3月には終えた模様

長く使い続けると、得しそびれる(損をする?)というこのMNPでのキャッシュバックキャンペーン。4月からは正常化したというものの、またいづれ、何らかの形で競いあうのだろう

そんなとこに金使わないで、通信代値下げしてよと、消費者としては思うのだが。