『アナと雪の女王』とiPhoneとのつながり

アナと雪の女王』は、歴代最高興行成績をあげた『トイ・ストーリー3』(10.6億ドル)を上回る成績でなおも観客数が伸びているとか

あの映画の冒頭のシーンで、氷の張った沼から氷を切り出す場面があって、飛び散る水と氷を通して輝く光の輝きが素晴らしく目が釘付けになった

水滴の分子間引力、光の屈折率、これらの物理法則に忠実な自然現象を再現するのは、大規模な数値演算がいる。これって、Computer graphics により創造された芸術なのだと思った。

手書きのアニメを大事にしたディズニーはピクサーというアニメスタジオを買収してCG作品を産み出し、この『アナと雪の女王』がその集大成

この映像を映画館で見ないのはかなり勿体無い

そして映像だけでなく、真実の愛とは何かをテーマとしたストーリとしても見るものを飽きさせない話の展開になっている

姉のエルサは当初悪役的な存在だったのが、「Let It Go」を聴いたスタッフたちが曲に魅了され、もう一人の主人公として位置づけられたのだとか

「Let It Go」を歌うシーンはyoutubeでも見れるが劇場での迫力には到底及ばない。ラストの感動的なエンディングと共に、劇場で見る事をお勧めする

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そんな風景の中に、既に亡くなったひとりの天才スティーブ・ジョブズの執念と夢が伺える

自ら起こしたアップルコンピュータを追われ、その時の資金を元手にピクサーを買収。ヒット作となった『トイ・ストーリー』を見た時の驚きは今も忘れられない

後の時代、技術と芸術の融合から、新たな文化を生み出した偉人として、ジョブズは21世紀のダビンチと呼ばれるのではなかろうか

ディズニーは全てが作り物、ハリウッドも虚構、でも、人々が受け入れ感動する物語を作り出す事でアメリカって偉大だなと世界中の人の心に深く印象づけている。物語の持つ力って軍事力以上の政治力を持っている

まぁ、そんな政治の話は置いておいて、いっけんの価値のある映画作品ではあった