休日に何をするの？ - 行く川の流れは絶えずして…

世の旦那衆って休日は何をしているのだろう？

元旦那は休みの日はゴロゴロしながらテレビを見てた。という話を友人から聞いて、それって面白いのかな、と思って真似してみた

休日の昼間のワイドショー、ネタは？

ひげの女装の歌手がヨーロッパの歌謡大賞受賞
建築中のビル傾き経済発展の影で置き去りにされた安全を反省する韓国
南シナ海で衝突をきっかけにベトナム反中デモ
犬に噛まれている飼い主である子供を助ける猫の話
北米西海岸の大火災
ビヨンセの妹がエレベータで義兄に暴力
放射能が原因だという美味しんぼの鼻血

最近スマホにsmart newsというアプリを入れた
いろんなサイトから情報をかき集め列挙してくれる便利アプリ

通勤時の電車の中での暇つぶしには持ってこい
このアプリ眺めてたためか、ワイドショーのネタは全て知ってた内容ばかり

最近のTVが取り上げるニュースは、どれも視聴者投稿のyoutubeや監視カメラの映像ばかりで、放送局側で取材したわけでもないネットからの拾い物

世界中に根を張った取材網とか言ったって、地元の外国人で、日本語の上手な若いリポータに現場に行ってカメラを回させているだけ

ネットで情報を得るのが当たり前の今どきの若い人たちが地上波に見向きもしないのも当然か？

新聞にしたって、美味しんぼの鼻血騒動を取り上げていたけど、これだって、twitter界隈での議論に比べると底が浅い

TVとかラジオってながら視聴（化粧、掃除、家事、炊事、洗濯しながら）するなら便利だけど、居間のソファで見てたらあまりに退屈で10分もしたら睡魔に襲われる

NHKなら少しはましな特集番組はあるものの、少子化をテーマとした議論では大学教授が諸外国の事例と我が国の歴史的背景みたいな退屈な話をするばかりで解決策と呼べる程の議論の広がりはなく、ゲスト5人集め、webでも見つかる統計資料を並べただけの安上がりな番組作り

認知症の話題はインパクトあったけど
1万人の不明者と300人も亡くなっているなんて

で、休日は何をするか？

その質問には、何かしなきゃいけない、という常識があって、安息日なのだから何もしない、それでいいじゃないかと思う

挽きたてのコーヒーの香りと庭の薔薇の赤
閑静な住宅街、通り抜ける風も心地よいダイニングのテーブル

ぼんやりと部下のレポート読みながら、来期に向けた事業の仕込みを思案中

先週末、仕事帰りの遅い時間(10時頃)にたまたま電車で一緒になった若い同僚は、今から土浦の彼女のうちに行くという。週末は彼女のうちの畑の菜園で野菜を愛でるのが二人の楽しみとか

そんな生活三年も続けているというから、なんで結婚しないの？と聞いたら、いや別に今のままでも楽しいし、と言う。子供が出来た、という必然性でも無い事にはお互いに決断が付かないという事か

でもまぁ、飽きないうちに籍入れた方がいいんじゃないのと老婆心から助言。結婚って勢いなくすとずるずるとそのままになってしまうよと。

そういう考え方がそもそも古いんだろうな
週末だけの逢瀬なら、お互いの自由も束縛せずに済むし、子供いないのになんで結婚するんすか？と彼の目は語っていた

結婚ってなんでするんだろう？

「ビフォア・サンライズ　恋人までの距離（ディスタンス）」（1995）から続く三作目。一作目では、たった一日で恋に落ちた二人、二作目で9年ぶりに再会、今回の三作目では二人は子供がいて結婚しているっぽい。

セリフの多い映画だし、ふたりともすっかり歳を取っていて、でもそれがすごくいい味を出していて、男女の違い、欧米の価値観の違い、夏のバカンスのギリシャを舞台に、魅力的な映画だった

国が違っても、男と女が喧嘩する理由は同じ

男女がひかれあい、反発しあう理由が知りたくなったら、一見の価値のある映画です