喫茶店とカフェ

つぶやきで写真も載せたのだけど、昔ながらのいわゆる喫茶店コメダ珈琲店が近くにできたというので、買い物帰りに寄ってみた。

ふんわりとした椅子、高いパーテーションで区切られたその店は、昭和を思い出させるくつろいだ空間。お店には新聞やら雑誌が置いてあって、お客さんが読めるようになっていて。
ああ、そういや、昔はこんなお店あったよな、と古い記憶が蘇ってきた。

学生の頃、友人達とたまり場にしていたサテンがあった。クラブを終えた後とか、授業サボってとか、特にこれといった用があるわけでも無かったけど、時間つぶしと、だた駄弁る為だけに群れていた気がする。

そう、ネットの無いあの時代、友人と駄弁るためには集う必要があったのだった。

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スターバックスもお店によって随分と雰囲気が違う

都心のスタバは、誰もが本を読んだり、ノートPCになにやら打ち込んだりと、どこか緊張が満ちていて、自分のテンションを上げたい時には、そんな雰囲気もプラスになる。

郊外のスタバでは学生がワイワイと、あるいは主婦たちの団欒と、とややくつろいだ空気が漂う。

スタバのようなカフェは客同士の距離が近く、自ずと周囲に目が行く、あるいは、邪魔してはいけないかなと、心の距離を置きたくなる。

そんな心遣いがお店の雰囲気を作りだしているのだろう。

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話を戻して、フランチャイズによるチェーン展開を目論む「コメダ珈琲店
このお店は成功するのだろうか?

ただお茶を飲むだけなら、ファミレスのドリンクバーの方が種類は豊富、値段も手頃。
ファミレスにドリンクバーがあるというのも最近知ったのだが、デフレが進んだせいか、料理もドリンクもリーズナブルなので、普段ファミレスを使い慣れているお客は、きっと1杯400円のコメダ珈琲店には行かないだろうな、と思う。

ロードサイドに喫茶店を開いて、訪れる客は年齢層は高そうだ。
きっと、家とは雰囲気を変えて、お茶を飲みたい老夫婦とか、お金にゆとりのある昔ながらの喫茶店を求める人達がターゲット層なのかな。

深煎りのコーヒーが好きな自分には物足りなかったけど、シロノワールは美味しかった。

名古屋には随分と多くの店舗が展開されているようで、関東でどう流行るのか、土地柄の違いもあるので、興味深い