オープン戦略 PS/Xbox→EA→Social Application →SNS→Twitter
また勝間さんネタですか、とツコッミ入れられそうだけど、サンフランシスコのtwitter本社訪問中の勝間和代さんのリアルタイム報告というのが毎日jpに載ってて興味深い。
http://mainichi.jp/select/biz/it/news/20091021mog00m300023000c.html
サンフランシスコに居たのが昨日の午前中、それが、twitterだけでなく、毎日jpに瞬時に掲載されるスピード感。去年の8月「毎日デイリーニューズ」事件でネットのメディアをコケにしてミソをつけた毎日新聞社、マスコミの変容(進化)にも驚いた。
サードパーティがソフトを開発しやすいAPIの充実に注力しているというtwitter。自社の世界に囲い込むより、ユーザの使い勝手がよくなるソフトを自由にどんどん作ってくださいというのが彼らの方針。
twitterへのアクセスもtwitterのホームページだけでなく、クライアントソフトをインストールすれば、ホームにアクセスすることなく、つぶやきを読むことも書くことも出来てしまう。mixiのようなSNSはホームに広告を載せる事で稼ぐビジネスモデル。twitterはその手は使えない、はてさて、どんなビジネスモデルを企んでいるのやら。
たった75人の社員で5000万人にサービスを提供してるっていうのもすごいと思うけど新興のIT企業の規模ってこんなものか。ユーザが増えるほどサーバも増強しなけりゃならないだろうし、資金無しにビジネスは続かない。
mixiがvoiceをトップにもってきて、アプリという名のゲーム(ソーシャルプリ)を前面に押し出してきたのも、twitterの躍進に脅威を覚えたからなのだろう。twitterに比べるとユーザを囲い込む戦略に出たと思えるmixiの戦略、はてさて、吉とでるか凶とでるか。
そのソーシャルアプリ大手の「Zynga」をゲームメーカのEA(エレクトロニック・アーツ)が1000億円で買収を申し出たとか。EAはプラットフォーム(ゲームハード機)を選ばないソフトを効率良く製作する技術を確立することで、XboxにもPlayStationにも、両方にゲームソフトを提供することで飛躍したゲームソフト会社、たぶん。
その会社が今度はディスクを使わないネットワーク経由でゲームソフトを配信する企業に投資するというニュースは時代の変化を感じさせる。あれほどマスコミが騒いだ「Second Life」はすっかり聞かれなくなってけど、SNSからネットワークゲームが流行るとは思ってもみなかった。
ネットワークの世界の流行りはまったく予測不可能