「成功のコンセプト」から引用

未来は不確定だ。明日何が起きるかは誰にも分からない。それは、この世に存在しているあらゆるものが変化し続けているからだ。
昔の人はその真理を、無情という言葉で表現した。僕はそのことを、1995年に起きた阪神淡路大震災で深く悟らされた。人生は一度しか無い。だからこそ何かを成し遂げたいと思う。

ダービニアン アプローチ
グーグル インターネット世界の自然淘汰に自分たちのサービスの将来を委ねる。種をばらまいて元気に芽を出したものだけを育てるという戦略

僕はこれを改善モデル と呼んでいる
未来へのビジョンを信じて改善を行っていく

月5万円の出店費用は楽天の人件費やサーバにかかるコストを計算すれば限界に近い金額だった。サーバーへの負荷が増加すればシステムへの多額の投資が必要になる。

日本国内の某所数カ所にそれぞれ数千台のサーバーを収容するデータセンターを儲けて稼働させている。一箇所のデータセンターはオフィスビル並の大きさがある。

地道は改善の積み重ねによる知の集積があって初めてパラダイム・シフトが起きる。激変する時代に対応するために必要なのは日々の準備だ

会議の目的は説明する事ではなく決断することだ。前日の5時までに会議資料を提出する事に決めている。

ハーバードビジネススクールでの収穫は会社のサイズが重要なのではなく、自分自身がどれほどの付加価値を生み出しているのかが最も重要という価値観だった。

面白い仕事はない。仕事を面白くする人間がいるのだ

楽天では掃除は自分でする。
仕事場のゴミを自分で拾うとう意識は仕事場を自分の家と思う意識に繋がる。
アメリカでは自分が暮らしている地域社会に貢献する事が大切とされる。家族はその地域の最小単位。それゆえ家庭を守る事が重要な義務になる。これは建前であるが、現実がどうあれ、そのような文化的な価値観を持っているということだ。アメリカ文化では、会社とは家庭を守るために生きる個人の集合体。だから仕事とプライベートをはっきり分けるし、仕事机に家族の写真を飾ることは美徳であって甘えでもなんでもない。

アメリカ的な会社がいいとか日本的な会社がいいとかいう問題ではなく、事実としてそうであるならば、その事実をどう生かすかという問題なのだ。