こころのケア、今の時代

ここのところ、有能な仕事仲間が調子を崩して、会社に来れなくなってしまう、というケースが身近に、まま、起きる。

身を粉にして、次々と課題をこなしていたのに、ある日仕事が手につかなくなる。症状としては、そういうことらしい。

仕事が出来て、文句や愚痴を口に出しているタイプの人間は、わりと大丈夫らしい。無意識のうちに、自分を無理に仕事に駆り立てているタイプの方には周囲のケアが必要なのかも知れない。

自分が若い頃の事を思い出すと、直属の上司には言えないけれど、昔一緒に仕事をした信頼できる上司とよく飲みに行っていた。

会社の人事には相談できるシステムもあるが、そこに相談を持ちかけるというのも、どうなんだろう。上司に配慮してためらってしまうのかも知れないし、あまりうまく機能するとは思えない。

アメリカでは、メンタルな事で医師に相談するというは普通の事と聞いた事がある。日本もそういう時代になったのかも知れない。薬物での治療にかかる前の段階で、心理的な面で癒される方法というのは無いものだろうか。

なんだか、適切なアドバイスをしてあげられないのが、もどかしい。