ひさびさの勝間本
「まじめの罠」という勝間さんの本を読んでいたら、中学校の時、国語の時間に「要領がいいのは、悪い事か、いい事か」というテーマで議論したのを思い出した。
あの時は、
要領がいい人は、知らぬ間に他人に迷惑をかけている
そもそも要領という言葉の定義を合わせないと議論にならないよね
とか、そんな話をクラスでした。
まじめな人間、規則を守り、他人に迷惑をかけずにいる人は、報われるべきという主張はわりと受け入れられやすい、日本では。
本の帯には
「3ヶ月で100点取る人、2日で80点取る人、どちらを評価しますか?」
と書かれていて、僕なら迷わず後者なんだけど、どうなんだろう?
前書きに書かれていた津波から逃げそびれた「まじめな人」の話は引用としては、ちょっと適切ではない気がするけど、会社で仕事をしていて、「まじめな人」という指摘は、ほめ言葉としては使われないようだ。
プロセスではなく、結果を求められるビジネスの社会では、それも致し方なかろうと思う。
まじめな人と要領のいいやつ
要領がいい、というのは英語ではなんと言うのだろう?
もしかしたら、そのニュアンスの表現は無いのではないか
まじめな優等生だったマッキンゼーのコンサルタントから、要領のいい評論家に変身した勝間さんの本。真面目に働いているけど、報われてないなと感じてる人は一読してみるといいかも。
おもしろい本です。買ってないけど。