1985年の「ドラえもん」にニンテンドー3DSが登場

初めて『ドラえもん』を読んだのは妹のコロコロコミックで、この漫画面白いよって、薦めたんだけど、同じ歳の友達からは、ほとんど同意が得られなかった。あの当時、既に高校生だったしね。

1985年の「ドラえもん」にニンテンドー3DSが登場していた!?
というネタがネットで話題になっていたらしい
http://gamez.itmedia.co.jp/games/articles/1101/17/news102.html

たしかに、当時流行ったゲームウォッチに似てるともいえるけど、画面の上と下とのサメが繋がって表示されてる、なんてアイデア、さすが藤子先生だわ。技術的な可能性はさておいて、こういう事ができたら面白いじゃない、たしかに、技術のブレイクスルーって、そんな普通の人の描く夢が形になっていくものだし。

そういえば、最近のうちの職場ではモニターを2台、一台のパソコン本体につなげて、仕事するのが流行り。右のモニターでメールを読みながら、左のモニターでドキュメントを開く、というような。グラフィックボードが対応していると、そんな事ができるらしく、また、左のモニター上のドキュメントをマウスで右のモニターにドラッグする、なんてのも可能らしい。マルチディスプレイのアイデアが30年前の漫画ですでに描かれていたとしたら、なんだか愉快だ。

ジャイアンの名言の、「おまえのものはおれのもの、おれのものもおれのもの」 この台詞もなんとなく覚えている。ガキ大将って、ぼくら子供の頃にはたしかにいた。小学生の子供がクラスでいじめられてるって親に携帯で連絡したら、モンスターペアレンツが学校に押しかけてくる今の時代、ジャイアンのような乱暴な男の子って、それだけでつるし上げられてしまいそう。

ときに乱暴だけどお山の大将のジャイアンがいて、ずるがしこくてお調子モンのスネオがいて、気の弱いノビタがして、心優しく「ノビタさん」と声をかけてくれるシズカちゃんがいて。それぞれの個性が認められてこそ、成熟した社会といえそうなのに、今の教育はクレームをおそれて画一化しがち。

サザエさんを始め、昭和の時代の漫画って、今見ると、いろいろと面白い。
youtubeで昔のアニメが楽しめるように、iPadで昔の漫画が読めるようになったりするんだろうか。

ドラえもんに懐かしさを覚えながら、この記事を読んでいた。