twitterをやってるとメールを開くのが億劫になってしまって

昔、自宅に電話がかかってくると、まず「もしもしXXですが〜」と答えるのは常識だった。でも、ナンバーディスプレイが付いて、送り手が誰か、受話器を取る前に分かるようになってから、登録されていない番号が表示された時には、名乗らないようになってしまった。

だって、その手の電話って、流出した同窓会名簿を見ながらかけてくるマンションか先物の押し売りしかないから。「△△さん、ご在宅ですか?」とかわりと馴れ馴れしく聞いてくるので、「いいえ、△△はまだ帰宅しておりません、ご伝言があれば承ります。」とか居留守を使って、やりすごす。

電話のマナーが技術の進化で変わったように、メールのマナーも技術の変化で対応の仕方が違ってくるようだ。

以前はもらったメールは全部読んで、分類したり、お返事書いたりと、まめにしていたのに、twitterを初めてから、仕事のアドレス宛にくる、自分に直接関係の無いメールを開くのが億劫に感じるようになった。

読みたくない、あるいは読みたくなくなったつぶやきはフォローするのを辞めてしまうので、自分のTL(time line)に入ってこない。受けたい人のメッセージだけを見るというシステムは従来のネットアプリではなかったことだろう。もちろん、SNSだって、はずしてしまえば、縁を切るのは簡単だけど、復縁は難しそうだし、お互いに認め合ってマイミクになったんだからと思うと、一方的に切るのは気がひける。

そもそもtwitterのノリに慣れてしまうと140字でかなりの情報は盛り込める事に気がついたので、連絡事項も140字に圧縮して送っくれることをつい期待してしまう。情報化社会といいながら、なんらかの形で自分の行動や心持ちの変化につながらない情報はただのゴミのような気がする。

仕事で受け取るメールの9割は捨ててしまうので、なんだかゴミの整理に貴重な時間を費やすのも惜しい。それで、最近のメール整理は、1.返事のできるものはその場で 2.メールを読むのは決まった時刻のみ 3. もらった内容を自分の行動としてToDoリストに落とし込んだら捨てる。という事を始めた。

仕事のメッセージのやりとりもtwitterのようなワガママが許されるといいのだがなぁ。