iPhoneのUI(ユーザインタフェース)とtwitterとの相性

電車の中でiPhoneを使っている人をよく見かけるようになった。タッチパネル式の操作面を親指でスイスイとなぞりながら画面をスクロールしているのはtwitterを見ているのだろうか。折りたたみ式の携帯だとパタンと開いて、テンキーを押して文字を入力したりするのに対して、iPhoneだけはちょっと違う。

200人もフォローしていると、次から次へと更新されるtwitterのつぶやき、高速のスクロールマウスを使うようになって、このクリックの無いマウスの動きとtwitterを流し見するのは相性がいいなと思っていた。同じようにiPhoneのユーザも片手で携帯もって親指でフォローしているつぶやきを眺めているに違いない。

twitterのつぶやきは読むというより眺めるという言葉の方がふさわしい。気になるキーワードが目について初めて、さぁ、読んでみようか、そんな感じ。

操作の仕方の違う携帯機器というのははたで見ていて、記憶に残りやすい。
NintendoDSが世代を超えて子供だけでなく大人にも普及したのは十字キーだけでなくタッチペンを使えるようにした事が大きいと推測している。タッチペンで「脳トレ」、はたから見た時にゲームではなく、脳トレですよ、そう見えるから高齢者もユーザとして取り込む事に成功した。
http://d.hatena.ne.jp/kin3hama/20070220  「Nintendo DS と戯れるご婦人」

そういう意味では大学の先生やブロガーが夢中になっているtwitterは知的な感じがするし、iPhoneで親指で画面をなぞるその姿もどこか流行に敏感で知的な印象を与える。

今のとこ、iPhone使ってる男性ユーザは新しもの好きな、時に、おたっくぽい印象があるけど。
朝の通勤電車はtwitterで情報収集、なんてのがファッションになれば、あの日経新聞をパラパラと眺めているエレガントなキャリアウーマン達にも受け入れられるんじゃないのかな。

ホリエモンはニュースはTVや新聞じゃなく、フォローしている50人の人達のつぶやきで十分だと言っていた。自分のテイストに合った情報収集機器としてのiPhone+twitter、アンドロイド携帯も出てくるというし、来年の電車内風景は折りたたみ式の携帯からタッチパネル式の携帯に変わっている。

そう予言しておこう