変化をしないのが最大のリスク

勝間和代さんの新著「やればできる」に書かれていた言葉。
仕事に就いて十年位して後、そこそこ成果も出ていて、仕事への自信も持ち始めていた頃、自分のやり方で結果に繋がらないのは、周囲が、会社が、悪いのだと思っていた。その時気が付いた、変わらないという事はリスクなんだという事を。

自分が身に付けた仕事のやり方が、いつの間にか型にはまってしまっていて、世の中や、そして世界の変化についていけなくなっていて、特に、コンピュータやらIT系の技術に疎かったので、こりゃいかんな、と思った。Windowsが世に出て、インターネットが家庭にも普及しはじめたあの頃。そこで一念発起、TCP/IPIPv6MACアドレスだの、仕事に関係ないけど、ネットと関連する言葉を自学自習。

「強いものでもない、賢いものでもない、変化できるもののみが生き残るのだ」とダーウィンが言ったとか言わないとか。3年前と同じマニュアルが今の仕事にも通用しているのなら、リスクがあるかも、と疑った方がいい。
そして、その変化をするために、「自分の時間の3割を投資に」とも書いてあった。はぁ、これはとても実践できそうもない(笑)。

ついでに、この著書で紹介されていたMBTIというのをネットで探してやってみた。
ちなみに、MBTIとは?
「MBTI(エムビーティーアイ:Myers-Briggs Type Indicator)は、個人をタイプに分類したり、 性格を診断したりすることが目的ではありません。回答した個人一人ひとりが、自分の心を理解し、 自分をより生かすための座標軸として用いることを最大の目的にしています。」

なのだそうだ、ネットでもいくつかの設問に答えると性格が診断されたりする。
http://www32.ocn.ne.jp/~emina/

・外向(E)型 ー 内向(I)型
・現実(S)型 ー 直感(N)型
・思考(T)型 ー 情緒(F)型
・規範型(J)型 - 柔軟型(P)型

というような分類わけがされていて、
僕の結果はENTP型、外向的で、直感的で、思考的、柔軟的、らしい。

この手の性格診断、余興としては面白い

ざっと読んだこの本の感想は、その主張に特に目新しさは無いのだが、よい事を多くの人と分かち合う事、一人にならずに仲間と一緒に努力する事、等、著者の実践に裏付けられた提案は読んでいて心に残った。