フリービット エグゼモード

フリービットが提供する「ServersMan Mini」というソフトがプリインストールされたビデオカメラはUSB経由でPCにつなぐとwebサーバなる。VPN経由でセキュアにこのデータにユーザがアクセスすることができる。Googleが提唱するクラウドコンピューティングはネットの向こう側にあるサーバにデータを置くのに対して、データは自分の持つ端末に保持しておけるのが特徴。このビデオカメラをエグゼモードというEMSを利用したハードウエア作りを得意とする会社に依頼、DTIの新規加入者に2009年4月から配布している。

映像を他人に公開するという目的でGooglePicasaとこのフリービットのサービスを比較してみる
・ USBでPCに接続するということはPC側にもアプリソフトのインストールが必要
・ Webサーバとしてセキュアにアクセスするためにはアカウントが必要、それがDTIへの囲い込みに繋がるともいえる。
・ 課金によりお金を回収できるので端末はタダ配る事が可能
・ サーバへのアップロードが不要という点は○

等と考えると、フリービットのサービスに優位性があるとは思えない。認知度を上げて、いずれはどの家電にも入り込むようなデファクト化を狙っているのだろう。2007 2008 年の売上げと利益の伸びはライブドアDTIから買収したISP事業によるものか。

http://www.freebit.com/press/movie/2009-08-29_FLV/index.html
・冷蔵庫は食べ物のキャッシュ、コンビニから届くようになれば冷蔵庫は不要
・家電とは行為をデザインすること
・インターネットの価値は、そのEdgeの価値によってきまる。
・上海でのIPv4 固定IPアドレス \15k/月