Google Chrome (web ブラウザ)を使ってみた

おお、早いじゃないですか。

基本fire fox を使っていて、サイトによってはIE7と使いわけていたのだけど、このGoogle製ブラウザ、描画が早いというのも嬉しいけれど、新しいタブを開くとアクセス頻度の高いサイトをサムネイル表示してくれる。
アクセス履歴から判断して、あなたの好きそうなサイトこれじゃない? ってなんか問いかけられているようで、タブを開く時のわくわく感が増す。

Mosaicを使っていた頃はMacのLC630だった、1993。
Netscape Navigator を使ったのはUNIX上だったかなぁ、1995。
マイクロソフトIEとOSをバンドルするようになったのはwin98の頃だったかしら
OSとブラウザを一体化して一見便利になったようにみえて、次から次へのセキュリティーホールが見つかって、世界中にウイルスとスパムメールを撒き散らしたのもwindowsだった。2002年頃。
だから、2005年頃にFirefoxが登場した時には、早々にwebブラウザIEから乗り換えたものだった。

マイクロソフトという会社は自社のソフト(OS)から顧客を手放さないためには、ありとあらゆる手段を使う会社。お客にとって使い勝手が悪かろうと、自社の優位性が脅かされなければ、余計な手間をかけてまで改良しようなどとはせず放置。いい例がIMEの日本語変換。

そのくせ、他社のメーラーから届いたメールをoutlookで読むと文字化けしたりと、何がなんでも自社ソフトに誘導することにはぬかりが無い。


Google Chrome の見た目はとてもシンプル
余計な文字や飾り付けが無い。丸みを帯びたアイコンも親しみやすさを感じさせるし、無駄がないようにみえる。
考え方の基本はアクセスしたサイトの履歴を分析してwebブラウザーとしての使い勝手を良くしていくというとこにあるようだ。
「分析」と「検索」、このテクノロジーを武器にビジネスにつながる種を生み出すのが彼らのやり方。

アクセス履歴を残すのは困るなぁ〜と思っているアナタ、ご心配なく、「シークレットウィンドウ」というのがGoogle Chromeには用意されている。履歴を残したくないサイトを開く時には、この機能が便利。

しかし、こういう便利なソフトを無料でダウンロードさせて儲かるのだろうか、このGoogleという会社。
「タダより高いものはない」ともいうし、どんな仕掛けがあるのやら