お父さんのためのワイドショー講座

おととい、おわっちゃいましたね。「ブロードキャスター」(TBS)の山瀬まみちゃんのコーナー。17年もやってたんだ。始まった当初は土曜の夜のまったりモードに浸りつつ、良く見てたなぁ。
バブルの余韻がまだ残る当時、若貴フィーバ、小柳と賢也、羽賀とアンナ、などなど、ウイークデーにワイドショーを見れない勤め人の親父、リーマン・ファザーズにとっては便利な情報源だった。

歴代で最もワイドショーで取り上げられた時間が長かったのが「オウム真理教」の事件、番組の中で17年分の年間のトップ10のおさらいをしていたけど、昔は芸能人のスキャンダルが半分以上を占めていたのが、最近はほとんど芸能ネタが無いんだって。偽装、殺人、汚職、なんだかそんな話題ばかりが占めているのだとか。

芸能人の話題っていうのはコミュニケーションを媒介するネタなわけで、そういうものが必要とされなくなってきたって事なのかも知れないし、最近芸能ネタの仕入れ先はマイミクさんの日記だったりする自分の状況から想像すると、TVの役割がネットに取って代わられたという事もあるのかも。

ブロードキャスター」というこの番組、衣替えして再スタートするらしいのだが、最終回を迎えた理由の一つは司会の福留さんのギャラが一回で 300万円と高額なので、局側がコスト削減のために局アナを使うことに方針転換したためとか。福留さんの話聞くくらいなら、ネットでブログ読んでいる方が面白いしね、しかもタダだし。

久々にチャンネルを合わせたら最終回、ちょっと驚いたけど、メディアとしてのTVの存在が薄くなりつつあるのかも…

と思っちゃいました