週刊ダイヤモンド 「グーグル化」知的生産革命

この本の特集の勝間和代さんの話の中で、「情報の空・雨・傘理論」、これは面白かった。曇ってきた空を眺めて(情報認識)、これから雨が降りそうだと予想して(解釈)、傘を持っていく(行動)。マッキンゼーで教わったという情報整理のイロハ。たとえ話として判りやすいし、使えそうな話だ。

ここできっと大切なことは「雨」の解釈のとこだろう。人は目の前に問題に対して往々にして対処療法に陥りがち。雨が降るかもしれないという仮説を立てることが大事なのに、先週雨に濡れていやな思いをしたからという経験だけに基づいて行動してしまう。

経験なんて人によって違うから、10人寄れば10の方策が出てしまって、あれもこれもやったけど結果は出ずに徒労に終る。10の経験からお互いに論理的に合意できるような仮説をみつけないと。

それにしても勝間和代さんの名前がやけに目に付く気がするこの数日。B-ingにも顔が出てた。こういうのって出版社同士で示し合わせて、キャンペーンみたいに一人の人を持ち上げたりするのだろうか。

男性週刊誌の表紙に載ってるグラビアアイドルがみんな一緒なんていうのと同じだね。アイドルと一緒にしたら気を悪くするかな?勝間さん。