今日は憲法記念日の二日後

憲法記念日の朝刊は護憲改憲いつもの論調で、今年はそれに加えて憲法改正の手続きについての議論が加わっていた。

そもそも憲法ってどうしてあるの?
という素朴な疑問を感じて、調べてみた。

法律が誰のためのものかという事を明確にするには、「その法を違反できるのはだれか」という事を考えればいい。

民法 
何歳になったら結婚してもいいと書いてあるから、国民が守るべきもの

・刑法 
これには強盗は何年以下の刑と書いてあるが、人を殺していけないとは書いてない。だから、これは国民が守るべきものではない。 刑法に規定された以上の思い処罰を与えてはいけないという規定なので、これは裁判官を縛るためのもの。当然後から出来た法律で人を裁いてはいけない。これを罪刑法定主義と言う。

刑事訴訟法 
検察官を含む行政権力に対する命令。刑事訴訟法に則って取調べが行われなければならないという事をデュープロセスと言い、これが守られていなければ限りなくクロでも被告は無罪放免となる。

で、最後に憲法とは国家を縛るための命令。軍隊や警察という暴力装置を持つ国家から人民の財産や命を守るためのきまりが憲法

参照 痛快!憲法学 小室直樹

憲法記念日のマスコミの議論はいつも九条どうするのっていう話だけになってしまいがちだけど、違う視点で憲法を考えてみたくなった。