TDL30周年、ドコモ20周年

TDL30周年

浦安のディズニーランドが開園30周年を迎えた

初めて乗り物に乗った時の感動、今も忘れられない

暗闇を疾走するスペースマウンテン
リアルな動きのカリブの海賊

アメリカの遊園地ってスゴイなと驚いた
学生の頃に見た、そこはアナハイム、ディズニー初体験

目ざとい友人は就職先としてオリエンタルランドを選んでいた
毎年新しいアトラクションを増やしたりしているとはいえ、今も若い子達には変わらぬ人気のディズニーランド

30年も心をとらえ続けるって素晴らしい

昨年はドコモという会社の20周年だったとか

TDLが出来てしばらく後、ショルダー型の携帯電話というのがあって、社用でその電話を借りて休暇取って伊豆にドライブした事があったっけ
サービスエリアが当時まだ狭かったので、ちょっと高い丘に登って、旅先から職場に電話をしてみた
あの頃、いつか携帯電話が手のひらに乗るなんて話をしていて、たしかにモトローラから出たマイクロタックってのが世間を騒がせてた

20年前の日本の携帯電話を作っている会社はドコモとの共同開発に選ばれし、P社、N社、F社、M社、の古くからの伝統ある通信機メーカ

その中で、M社はとうに撤退、今年、P、N、共にスマホを作るのを辞め携帯電話市場から退場してしまったのは残念だ。

iPhoneが発表されたのが2007年
翌年にソフトバンクが国内での独占販売権を得て業績を伸ばし、800Mのプラチナバンドも総務省とバトルして獲得し、今は米国の通信事業者Sprintを買収し、T-mobileも買収すればチャイナ・モバイルに続く世界第二位の売上高になるのだとか。

そんな元気の良い孫さんに比べ、かつて海外投資で出した1兆円の赤字を出した事がトラウマとなっているのかドコモはiPhone始めました、という程度で大人しいように見える。

そしてドコモとの共同開発でピカイチの技術を誇ったP社とN社
なぜスマホに出遅れたかと言えば、スマホAndroid OS & Qualcomチップを買ってきたらば出来てしまう、パソコンのWindows & Intelみたいなもので、、彼らのピカイチ技術を生かす場が無いからだろう

また、N社に至っては、携帯端末だけじゃなくって、通信用チップも気合入れて作っていて、NECエレからルネサスとなった時点でもNokiaのmodemビジネス買収してやる気まんまんだったのが、スマホ化の流れは速く、ルネサス自身が産業革新機構の出資で国有化され、modemビジネスも手放す羽目になってしまった。

日本のメーカの名がついているとはいえ、スマホが作られているのは海外。今年10月、エレクトロニクス産業が初めて輸入超過になったとか。外貨を稼いでいたはずの産業がいつの間にか、海外で作った製品を輸入する産業に。

TDLが出来た30年前、NECはC&C戦略で、コンピュータと通信を柱に、高い技術力で業績を拡大していった。日本のエレクトロニクス産業の栄光は今いずこ。30年も経つとこんなにも風景が変わってしまうものなのか

でも、ふと振り返ると
iPhoneのアップルだって、2001年頃にiPodを出すまでは、Windows PC に負けて会社は存亡の危機だったはず

ジョブズという天才がいたから成し得た偉業だとは思うけど、10年後、日本の企業だって、このままでは終わるまい

なんだかディズニーと全然関係ない話になったけど、30年続く人気って、やっぱりすごいと思う