ミスするな!と責め立てられ

独立した自営業者なら仕事のミスの責任は本人が負えばいいだけのこと
でも、多くの人達は人と組み、チームとして仕事をしている

誰かがミスをする、ミスをなくすために検査を増やす
米国の製造現場ではミスのチェック工程を増やすことで対処したのに、日本では「改善」という名で働き手の能力を引き上げる事でミスを減らしていった。
その結果、米国での製造業はコスト高となって衰退し日本のモノづくりは強くなった、とかつて言われていた。

ネットワークの時代となった現在
コメントを書き込んでも、書き込めませんでした、等という嘘つきメッセージを出してくる、facebookのバグの多さを見ていると、几帳面なモノづくりより、セキュリティさえ押さえれば、あとはサービス開始してからupdateすればよし、の米国のIT企業の方が時代に合っているようだ。
多少のミスには目をつぶってもさっさと事業化した方が勝ちのIT産業

ミスをするなと責め立てられたら、誰もが自分の責任範囲を明確にして、結局は小さい輪の中に留まろうとするだろう。
各人の責任範囲をきっちり区切って、あたしの責任はここ、あとはアンタのせい、と言い切って、「お先に失礼」と言えたら、ずいぶんと楽なのに。

情に流され、ついつい他人の尻拭い、というのは良くある話

それにしても、もうちっと何とかならんかったのか、とは自己反省
先読みの甘さが、今の事態を招いているともいえ、だって、新しい事やってんだよ、という言い訳が通用しない、この仕事

計画通りにいかないなぁ、でも計画通りにいく仕事って、あんまり面白くないのだよと、メンバーを励ましつつ。ようは、段取りが悪いだけでしょと叱られそうな今日この頃

「備えよ常に」を肝に銘じよう