DQX (ドラゴンクエスト)

S社の株価が200円を割って、出資による救済を目論んでいた台湾のホンハイが当初予定してた一株500円での出資を拒否したとか。亀山ブランドの液晶と広島の携帯電話とか、国内での雇用を守りつつ企業経営を進めてきたのが特徴のS社。創業100周年を迎えた今年、5000人の希望退職を募らざるを得なくなった。
先週一番気になったこの記事、来週の株価はどうなるのだろう。

ドラゴンクエストXが発売された。

初めてのドラクエファミコンで、呪文を書き留め損ねるとがっかりするので、TVの画面上の呪文をベータマックスで記録していた。30分程度プレイすると次のほこらに行けて、倒せなかったモンスターが倒せるようになったりと、ほぼ毎晩そのゲームにはまっていた。今思えば、ただただ忙しいだけの仕事に追われる日常からの逃避。終電近くの帰宅でも寝る間を削ってドラクエで駒を進めていた。なぜ、それほど夢中になったのか今となっては謎?

ホイミ、ルーラ、ベギラマザオリク、二次元画面の単調なグラフィックスだったが、鳥山明の描くキャラクターの魅力とすぎやまこういち作曲のBGMと堀井雄二の優れたシナリオは、たかがゲーム、に新しい風を吹き込んだ。

カセットからCDそしてDVDへ
二次元から、DQVでは空を飛び、そして三次元CGへと

技術の進化は見る者に新たな刺激と驚きを与え、次のゲームへと期待を繋げていった

そして、DQX
これはネットワークゲームで月千円なりのショバ代が必要らしい。
ゲームとしての面白さがネットワークゲームになってどれほど変わったのか、触った事がないので分からない。

昔ゲームにはまっていた中学生や高校生はフェースブックや最近ではLINEなのかな、SNSで友人達との会話に忙しいようにみえる

ゲームをする時間はSNSに取られて、任天堂はかつての高収益は望めない。たかがカルタ屋、だったからこそ、遊びの面白さを熟知していた任天堂。ネットワークで繋がる事を超える楽しさを提供できなければ、再びカルタ屋に戻るしかないのだろう。

今どきの学生に人気の就職先は、サイバーエージェント楽天DeNA
モノづくりから、ネットを通じて新しい価値を生み出せる企業へと、成長産業が移り変わっていることを学生達は肌で感じている。