本を巡る旅が手のひらで実現する日の第一歩?

今なら、3000円分のポイントが付くから、7000円の物が4000円で買えますよ、とう甘言に釣られて「kobo」を買った。

kobo」とは楽天が提供する電子書籍端末
何千冊の本が重さ200gの薄型白黒表示端末に入ってしまう
バカンス先で何冊もの本を持ち込んで楽しむ、という欧米人いわく、電子ブックkindle一台で好きな本が持ち歩けるので、一度使い始めたらやめられない、のだとか

早速、セットアップを試みたが、手間取る、難易度高し
アプリをPCにダウンロード、koboをUSB経由でPCとつないで、kobo本体にアプリを取り込むのだが、このUSBが曲者。
充電はするけど通信はしない、USBケーブルを抜くとハングする。
本体リセットしたり、電源ボタンを長押したりと、マニュアルには何も書いていないので、あれやこれやと自分で工夫してみるより他はない。
windows95の時代以来のセットアップ苦労、途中で諦めて放り出した人もいそうだ。
なんとかいじくってWiFiに繋ぐとこまで持っていったが。

とりあえずは、青空文庫提供「吾輩は猫である」を読み始めた
読破してない著名な本達のうちの一冊
漱石の文章の旨さに魅かれながら、ついついのめりこんでしまう
さて、今度は最後まで読み終えるのだろうか

何冊もの本を一台の端末に入れて持ち歩くと読書の仕方も変わるのだろうか?
途中まで読んで、飽きたらこっち、また飽きたらあっち、と本を巡る、というのも新たな楽しみなのかも知れない。

本を巡る旅、という意味では、松岡正剛さんの松丸本舗が9月末で閉店するらしい。
東京駅丸善のあの雑然とし、カテゴリーを越えた本の並ぶ空間は知的刺激に満ちて好きなのになぁ。

まだ二ヶ月残されているので、仕事帰りにでも立ち寄ってみる事にしよう