4年前に予想してたスマホの登場とGoogleの戦略

ときどき、古い日記を読み返してみる
4年前の日記
http://d.hatena.ne.jp/kin3hama/20070527

当時ドコモがそろそろ反撃していいですか?
とのキャンペーンで話題となっていた「ドコモ2.0」

その時に僕なりに思いついた次世代携帯に欲しいもの

1. PCからも携帯からも同じアカウントで読めるメール
2.サーバに置いた音楽をいつでもダウンロード
3.WLANにつながって高速に通信できる携帯

この三つとも最近流行りのスマートフォンiPhone, Android)とかでできるようになってきた
予言が当たったともいえるので、ちょっと鼻高々

まぁ、技術の可能性について考察すれば分かる事だし、テザリングできる事にはまだ気が付いていなかった。
iPhone 3Gの登場が翌2008年夏、今年の夏の機種でようやくAndroidiPhoneに見劣りしなくなった。
そろそろ買い時か

来週は今年の夏モデルの発表
ドコモ http://docomolive.jp/
au http://www.au.kddi.com/new/2011su/

ソフトバンクはこれから出す新機種は、2〜3年で、全てスマホにするのだとか。
電波弱いのに大丈夫かしら、つながりにくくなりそうだな

auWiMAXとの併用で、繋がり安さを維持する戦略
王者ドコモは、いくらでも手がありそうだ

Googleが携帯用のOSの開発を始めると聞いた時、ブラウザが統一されてyoutubeが携帯で見れるようになるといいねと書いたけど、Android携帯のメールアドレスがGmailだと聞いて、Googleの考えている事は、そんな事に留まらない気がしてきた。
http://d.hatena.ne.jp/kin3hama/20071111

ネットにアクセスして何が面倒かといったら、数々のアカウントやパスワードを覚えること。
携帯のアドレス = Gmail = ネットにアクセスする時のアカウントの覇権獲得

きっと、そこなのだろうな、Googleさんの企みは。
facebookが反Googleのキャンペーンやったり、マイクロソフトスカイプ買収したりと、どれもアカウントを巡る覇権争いのように見える。

携帯電話の事業者にとってはスマホは諸刃の剣
ARPUが増えて当面業績は向上するものの、Gmailというアカウントをメアドに使われたら、MNPを利用して、2年おきに電話会社を変えるのが消費者としては賢い選択。

この夏、アナログTV放送が停波して、空いた周波数は通信用に割り当てられて繋がり易くなるので、スマホが活躍する場は、ますます増えるだろう。

4年前の日記、読み返して、昔の予想が当たっていた事にちょっと得意げになると共に、4年後には何が起きているのだろう。

そんな想いにふける、初夏の夕暮れ
西の空に目を転じれば、赤い夕陽が目に染みる