2010年02月

2・28 マネックス
キムヨナ
漱石 こころ
サブプライムローンと土地信仰
ビットFREE
グローバリゼーションと地域共同体
自分を語る四十台
福祉国家北欧の闇
仕事師
ネットの危険性 岸博幸



プロのジャーナリストが必要という意見には同意かな。Googleを初めてとして米国の陰謀、的な話はちょっと違うかな。ネットに対してネガティブな意見を持つ岸博幸氏著『ネット帝国主義と日本の敗北―搾取されるカネと文化』

自分との反対物までを飲み込んで自らのヒーロー伝説に仕立て上げてしまうこの精神を、アメリカの超傲慢さと感じるか > 「アバター」が映すアメリカの苦悩 http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100203/212564/

後進に伝えるべきは仕事のやり方ではなく、仕事に取り組む思想。マニュアルとチェックリストの整備に汲々とするのがマネージメントの仕事ではない。働くひとりひとりが信頼を獲得し、任せられる仕事師として独立できるよう指導しようと自らを戒める

北欧の高福祉を支えるのには税金が必要、高い税金のために男女ともに働きに出る。老後も育児も国任せで家庭崩壊、その結果は犯罪激増。マスコミによる北欧礼賛には注意。だってよ。 http://ameblo.jp/sanntyan/entry-10150031629.html

自分でブログを書いていて同じ感想を持った。 > 「四十歳という年齢は、言葉をつかうというむずかしい技術では、成人式に等しいのではないだろうか。自分を突き放し客観的に見ることも、自分を笑う事もできるようになった。」by 石田衣良著『フォーティ翼ふたたび』

民族、国家、宗教、いづれにも共有できる物語があるもの。建国記念日に反対する人達は憲法九条をこそ、平和日本の拠り所とせよ、と声高に叫ぶが、その憲法の歴史はたかだか60年弱。日本人が共有する歴史としては日が浅い。キリスト教イスラム教も千年の歴史がある。

日々発見できる自然のゆらぎの中に芸術をみることができるのだと思う。そのゆらぎの中で、偶然が作り出した一瞬のきらめき、それを自然のできごころと呼べないか。
浮気はその日のできごころ、芸術もその日の出来心。

「グローバリゼーションの結果、伝統的な地域共同体と血縁共同体はほぼ解体し尽くされた」には不同意、「相対的な安定期に入って緊張が緩むと、日本人は生きる目標を見失って、自殺し始める。」、興味深し。 http://bit.ly/cPkfE5

日本でその役割を肩代わりしてるのはTVだと思うのだが…  RT @tokisaba: 前に、渋沢栄一によると、「知識の程度の低い者にはやはり宗教がなければならぬ」とのこと。馬鹿には宗教という意味ではなく、確たる自分が無い人にはよりどころとしての宗教が必要という意だと思われる。

bitは限りなく無料になるか。ワイヤードの編集者だったんですね「FREE」の著者。「ムーアの法則」もそろそろ限界といわれつつ、22nmだもんなぁ。1nmでatomが10個か…

サブプライムローンが支払えず、銃を突きつけられ、立ち退きを迫られる米国の貧困層。住まいを奪われても、なお生きる意思が折れないのは、ひとえに信仰のなせるわざ。宗教の無い日本人が家屋や土地に執着するのは、そこにしか拠り所を見いだせないから、なのじゃないのか。

「どんな人があっても私ほど先生を幸福にできるものはないとまで思い込んでいますわ。それだからこうして落ち付いていられるんです」漱石の『こころ』から抜粋。たったこれだけの文章に込められた深い意味を思う。

漱石を読んでいる。100年後に読み継がれる小説はいったい、どれだけあるのだろう?今現役の作家で思いつくのは、村上春樹塩野七生、くらいかな? ふたりとも日本に住んでいないけど。それとも、水村 美苗 が予言したように、日本語は滅びてしまうのだろうか。

キム・ヨナは流暢な英語でインタビューに答えていたけど、なぜ母国語じゃないのだろう?浅田真央が英語で受け答えしていたら違和感あるなぁ。オリンピックって国を代表しているわけだし。長州未来 は元日本人?まぁ、どっちでもいいけど。真央ちゃん悔しそうだった。

無意味な死を意味付けようとするシステムに抵抗して、「無意味な死は無意味である」と言い続けて死刑となった青年の物語。カミュの「異邦人」。だってさ。もう一度読み直してみようかな。でも日本語訳が酷くて読みづらい。


ボディパンプでひと汗流して爽快。適度に負荷の調整のきく種目、これなら、続けられそうだ。もうすぐ1000ツィートか、さて、何をつぶやこう。

英国では子供時代に小切手を使わせて金利が付くことを学ばせるという話、印象的でした。金融機関のトップ(松本さん)が経済だけでなく政治についても言及していたのも新鮮、顔の見えないメガバンクのトップと比べて。楽しいフォーラムでした。

日本経済が最も活発だったのは戦国時代、建築基準法が無いから次々築城。鉄砲の保有数は伝来後数年で世界一に。競争こそが経済活動を活発にする。満州開拓も農家の次男の実績というのも納得。