あなたに、エロースの放った矢の色は?

冒険ファンタジーパーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』DVD、期待してなかったのに割と面白くって、ハリポとかロードオブザリングとかファンタジー系映画好きな人にはお勧め。
主人公は神ポセイドンと人間とのハーフという設定。
ゼウスとポセイドンとハーデスの三兄弟は争いあって、神同士が戦うと人類にも災いが降りかかるから、こりゃ止めにゃいかん、そんな話。
ギリシア神話の神って、嫉妬、浮気、仲違いとずいぶんと人間臭い。
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性愛の神エロースの放つ黄金の矢で射られた者は激しい愛情にとりつかれ、鉛の矢を受けた者は恋を嫌悪するようになるというけど、たしかに、黄金タイプと鉛タイプと女性は二タイプに分かれる気がする。どちらを受けてみたいですか?、という僕の問いかけに、いや、私が受けたいのは銀の矢という突っ込みもあって、うけた。(笑)。

あれほど、一緒にいたいと願った相手でも、結婚して10年も経つと、少しは距離をおきたくなるもの。妻と適度の距離を保った事が夫婦円満の秘訣と白州次郎は語ったらしいが、好きな相手だからと言って、全てを知りたいと願うのは、相手にとっては重荷となりかねない

男と女はどうしても理解し合えないところがきっとある。理解する事と信頼する事とは必ずしも一緒ではない。好きな相手を理解したいと思ったら、相方以外の異性とも会話を持った方がいい。理解とは所詮相対的なものだし、1人のひとだけを追いかけてしまったら周囲が見えなくなって、その人を理解する術も磨かれなくなると思うから。

男にとって、愛されていると女性が受け取る愛を示し続ける事って難しいなと思う。男の愛情表現って、おおむね、女性が期待するそれとはズレているものだし。「相手の世界観を見極めそれにそうにつきます」とリプライをいただいたが、そりゃ、僕には難しいかなと思った。

男と女の関係って、結局のとこ、お互いが取りたいと思う間合い(距離)が一致しているかどうかじゃないのかな。