生命を育んだ月

昨晩、月がきれいですよね、とつぶやいていた女性がふたり
今読んでいる本の世界では月がふたつ、いつもの月と小さな苔がはえたような緑色の月。
夜の空にうかぶ月が二つあったら、そこは迷い込んだ想像の世界。


さる勉強会で、医師をしている講師から、地球には衛星として月が存在した事が生命を育む源となったという話を聞いて、ほぉ、なるほどと感動した事を思い出した。


月があることで周期的な潮の満ち引きができて、養分の豊かな大地が出現し、陸と海との境で知的生命が生まれ、魚類から爬虫類、そして哺乳類と進化を遂げたのだと僕は理解した。そのことは生命を宿す母となる女性の生理の周期とも一致しているのだとか。


母なる地球のゆりかごを月が揺すって、生命を育んだ事を思うと、月がとても神秘的に見えてくる。




昨日、潮干狩りから帰ってきたお隣さんからあさりのおすそ分けをもらった
砂をはかせようと4%の食塩水をはったボールに寝かせたのに、貝は口を閉じたまま
今朝、カミサンが水を入れ替えたら、元気になった貝たち


計量カップで計った僕より、感で塩加減を決めた彼女の勝ち。
やはり太古の昔より、女性は海であった、なめただけでその加減が分かるなんて、偉大だ
(そんな事をホメられても嬉しくないと本人は言うが)


今夜はボンゴレか?