140億個のニューロンと140文字のtwitter

"人間が変わる方法は3つしかない。1番目は、時間配分を変える。2番目は、住む場所を変える。3番目は、付き合う人を変える。もっとも無意味なのは、『決意を新たにする』ことだ。"

こんなつぶやきを目にして、これもtwitterネタだが、気になる言葉が次から次へと人の手を経て伝わっていく。元ネタは誰だろうとたどってみても分からない。誰かの脳を刺激した言葉が、また誰か別の人の感情を揺さぶって、コピペされて伝わっていく言葉の数々。

140億個の、人の脳の中にあるニューロンと呼ばれる神経細胞、そのニューロンの間での情報の伝達が脳の働きそのもの。そして、その情報を伝える構造をシナプスと呼ぶ。

140個の、文字で作られるtwitterに書き込まれるつぶやき。ネットの世界を一つの巨大な脳となぞらえるのなら、twitterでのつぶやきはニューロンのようだし、そのつぶやきを伝えるtwitterという場がシナプスの役割を果たしているのだと思える。

「住む場所を変える」
これは魅力的だ。新しい場所では自分を知る人はいない、イチから出直せるし、未知の場所での新たな出会いも楽しみだ。それでも、住居を購入して、仕事場が決まると引っ越すのは容易ではないし、その場合には旅行という形で刺激を求めるのがその代替手段。

「付き合う人を変える」
これも自分を変えるには有効だと思う。SNSをやっていても、コメントのやりとりを通じて、あるいは実際にお会いして、異なった考え方を持っている人と会うのは刺激になる。自分を変えたいと思ったら、気になる人には会ってみた方がいい。抱え込んでいる課題は、別の視点から見てもらえると、その解が見つかることもある。付き合う人を変える、ネットの時代はそのチャンスに恵まれていると思う。

「時間配分を変える」
これはちょっと僕も気がつかなかった提言。どちらかと言えば、その日、その時、こっちの方が心地よさそうだからと、取り敢えず選択してきた今までの自分。これを今年は改めたい。一日という時間も一生という時間も限られている。仕事、趣味、友人や家族との時間、どれだけの時間を割くのかのプライオリティ付を心がけて。

誰が言い出したのか、この"人間が変わる三つの方法"
twitterで見つけた拾い物