毎日新聞のホームページのトップにお詫びの記事

毎日新聞の英文サイト「毎日デイリーニューズ」にあまりにも破廉恥な記事がチェックされずに載ってしまっていて今はそのサイトも閉鎖、その経緯を説明するお詫びの記事が毎日新聞HPのtopの載っている。
http://www.mainichi.co.jp/home.html

ことの経緯はJ-castというネットのメディア(?)がこの件を6月に毎日新聞社に指摘したことから始まったらしい。
http://www.j-cast.com/2008/06/20022225.html
ところが、毎日新聞側はたかがネットのメディアごときの話なんぞ聞いてられるられるかいといった対応をとったために、電凸(電話で組織の意見を問いただすこと)された企業が毎日新聞に広告を出すのを止めてしまったので、騒ぎになっているんだとか。

毎日新聞側の対応がお粗末なのは言うまでもないが、既存マスコミとネットのメディアとどちらが信頼できるの?という議論も起こりそうで成り行きは気になるところ。

最近、新聞を読んでて思うのは、このエッセイとか、この論評とかって、ネットのブログで書かれている事をちょこっとアレンジして載せてるだけじゃやないかと思う記事が増えているなってこと。あれっ、この話どこかで聞いたことあるなぁ、と思って調べてみると一週間前に誰かがブログで書いている事と同じだったり。全くのコピーというのは無いけど、ブログに触発されて書いたと思われる記事は多い。

まぁ、考えてみれば、新聞社の記者や論説委員だった一個人にすぎないわけだし、一人のジャーナリストが政治、経済、IT、医療、なんにでも通じているとはとても思えないし、現場に携わっている人たちが自由にブログを書いているこの時代、専門的な知識とか現実に起きている事とかは新聞社の人間よりははるかに詳しいはず。

広告収入の減少と相まって、既存のマスコミの権威失墜は続くのだろうなぁ。