情報メタボを避けるコツ

ここのところ新聞の経済欄で毎日目にする「サブプライムローン」、mixiのこの日記で言及したのが昨年夏8月14日。当時は日経新聞でもまだ取り上げてはいなかったこの問題、経済門外漢の自分が話題にしたのは読んでいたブログ(中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら)で取り上げられていたから。新聞よりはブログの方が情報が早いという事に気がついたこともあって日経新聞を取るのは昨年で止めてしまった。

今年に入って朝日新聞社にブログが目に付けられたそのぐっちーさん、AERAに経済についてのエッセイを書く執筆者の一人に。最近新聞を読んでいてもブログに書かれているネタをきっかけに記事を構成していると思われる例が増えてきている。現場にいる人達のブログがそれだけ新聞社にとっても魅力的だとういう事だろう。

広告費の中で新聞(9462億円)は減少しているのに対して、インターネット広告(6003億円)は年々増加しているという。「手軽にニュースがネットで読むことのできるこの時代、新聞には将来性が無い」とうい話はよく耳にするところ。

でも、どうだろう。本当にネットでニュースを読むのって手軽?

パソコン立ち上げて、ネットにつないで、ニュースサイトにアクセスして、あるいは、RSSリーダを使って最新のニュースを読んだりするのって結構面倒なもの。

食卓に広げっぱなしになってる新聞だったら、読みたい時に読めるし、紙面が大きいからいろんなニュースがいっぺんに見れるし、こういうのを「お手軽」って言わないか。


ネットの普及で情報が多くなればなるほど、情報過多で頭の中は情報メタボ状態。
美味しい材料(情報)を上手に料理して、贅肉の付かないバランスのいい食事として提供してくれる新聞の役割はネット時代でもなくなる事はなかろうと思える。新聞社によって味付けは違うにせよ。

脳の健康のためにもネットからの情報の取りすぎには気をつけないと。