『HEROES/ヒーローズ』

帰宅したのが11時、それから食事してお風呂入って、寝る前にちょっと思い出したのが、借りてきたDVD。『HEROES/ヒーローズ』の第一話と第二話を続けてみていたら寝るのが丑三つ時になってしまった。


米国で2006年の最大のヒット作と言われているこのTVドラマ。
超能力を持った若者達が予知されたニューヨークでの大爆発を阻止する、そんな話。

最近、Tsutayaでは米国産TVドラマのシリーズ物が所狭しと並んでいる。『LOST』も第一話だけはおまけとして借りてきたDVDに入っていたので見たのだが、見出したらキリが無さそうなのでお預け。韓流の次は米流ということなんだろうね。

HEROES/ヒーローズ』に出てくるヒロ・ナカムラを演じているマシ・オカ(岡 政偉)という日本人俳優が人気なのだそうだ。第一話の中で紹介される日本の街の風景が面白い。

スーツ姿で屋上でみんな揃って体操をしている日本人会社員達。うるさい位丁寧な鉄道のアナウンス。アニメおたくの会社員、主人公ヒロ。韓国系アメリカ人俳優の演じる日本人同僚の片言の日本語もなんだか妙である。そして、主人公ヒロの「どうしてみんな同じでいたがるんだよ!」という絶叫もどこか日本人の本質を突いているようで可笑しかった。米国人の考える日本人のステレオタイプが彼の姿なのだろう。

ウィキペディアによれば、マシ・オカの本業は『スターウォーズ』を初めとするCG(コンピュータグラフィックス)製作で有名なILMのアーティストらしい。6歳の時から米国で暮らす日本人で、合格したハーバード大を蹴っちゃった位優秀なのだとか。夢は映画監督というから将来が楽しみである。


もう春になったかと思っていたのに、肌寒く雨模様の祝日、花粉の飛散量も少なめのようだし、こんな日は家で『HEROES/ヒーローズ』の続きでも見ることにしよう。