ゼロ円端末は無くなるとみた

以前日記でも取り上げた携帯電話のゼロ円端末、auやドコモもソフトバンクと同じように安い料金プラン(but端末は高いよ)を始めるようなので、来年には無くなっているだろう。ゼロ円端末が欲しかったら今のうちにお買い求め下さいということだ。

通話とメールとmixiができればOKという事であれば、それほど高い端末を買う必要は無いだろうが、ワンセグ+500万画素カメラ+お財布携帯 なんていう多機能携帯が欲しい人は買うなら今のうち。

今までは携帯電話の事業者が負担していた販売奨励金でゼロ円端末が売られていたわけだから、これからは各端末メーカごとのコスト競争力が、もろ店頭での販売価格にあらわれる。

おそらく今11社ある端末メーカは来年夏には半分位になっているだろう。使い勝手と日本語表記のうまさから、海外メーカに全て席巻されて国内メーカが日本市場からなくなっちゃうなんていう事は無いだろうが、日本に比べて10倍近い市場規模(4億台)のある海外でも売れているメーカで無いとこれから先、コスト競争力の点で生き残るのは難しい。

中国にインド、何億台という潜在需要のある市場を攻略しない事には端末メーカとしての生存はありえない。でも、インド赴任する? って言われたら、う〜む、ちょっとためらうだろうな。 欧米なら喜々として赴任にお供する奥方も中国やインドって聞いたら腰が引けそうだし、日本企業が海外でのプレゼンスが低下しているのは、そんな赴任事情もあると思っている。