デジタルカメラ

前社長の退任など迷走が続いたペンタックスHOYAの買収劇はペンタックスTOB受け入れで決着しそうだ。デジタル化による水平分業とグローバル化による市場規模拡大に出遅れたペンタックスのカメラ事業は単独での生き残りは難しいだろう。今後は光学技術を生かした医療技術等ニッチだが高収益の技術に軸足を移していくように思われる。

デジタル化の波による企業再構築は、CDが世に出た当時のハイファイオーディオ業界の再編を思い出させる。ナカミチ、赤井、トリオ、山水、パイオニア、どの会社も昔とは変わってしまった。

カメラもフィルムに取り溜めていた映像が10億個の0と1の信号に置き換わったことで、現像して引き伸ばして眺めてといった昔からの楽しみ方から映像を加工したり、日記に貼り付けたりと、取った映像の使い道が大きく広がってきた。

Photoshop、携帯のカメラ、いろんなツールで加工できる事をマイミクさん達から教わった。これからは撮った写真を自分が楽しむだけでなく、人を楽しませるために写真で遊ぶ人が増えていきそうだ。mixi登録者も1000万人にそろそろ行きそうだし、写真付きのブログは見ていても楽しい。そろそろ、まともなカメラの付いた携帯に買い換えるか。