夢は宇宙飛行士
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「知ることより考えること」何用あって月世界へ から抜粋
宇宙の果てについて考えているのは、他でもない自分であるとは、たちまち気が付くことではないか。「果て」とはそれ時代が考えであるとは、掌を指す如く明瞭なことではないか。
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子供が大きくなったら宇宙飛行士になりたいって言うと、大人は夢が大きくて良いねと納得する。
その夢の宇宙飛行を終えた帰ってきた飛行士の感想は本当はどうなんだろう。「窓からの青い地球は写真と同じだし、船内での活動は訓練より楽だった」というのが本音だったりしないだろうか。
毛利衛さんは元宇宙飛行士という肩書きで仕事をしているから言わないと思うが、向井千秋さんあたりは一緒に酒飲んでてこんな本音をポロッと言うんじゃなかろうか。
宇宙ステーションはロケットで行く位だからずーっと遠くにあると思っていたのだが、調べて見ると地上300kmの軌道上を周回しているらしい。静止衛星が地上36000kmの軌道上だから、ざっと1/100の高さ、距離にしたら東京名古屋間程度だ。地球全体が見える位の離れた位置から眺めると宇宙ステーションはほとんど地上を這っているように見えそうだ。
宇宙開発にけちを付けるつもりはないが、もし国家予算を使ってたかだが300km離れた位置に移動する事に数十億円もの税金を使うのであれば、それに見合うだけの成果を必要とされるだろう。
お金持ちがお金を出せば宇宙旅行を楽しめるようになったという事は、宇宙開発が研究としての成果が得られない事の裏返しかもしれない。
自分は「Google Earth」で十分満足だ。