世界最大のロシアのアルミ会社がロシア極東にアルミ工場と原発を一体

ロシアが天然ガスの供給を減らした事でヨーロッパが混乱に陥った事は記憶に新しい。燃料だけでなく、今度はアルミの輸出国となる事で資源外交を展開するつもりだろうか。

同じ紙面に台湾の半導体メーカTSMCが最先端の45nmの量産を世界で初めて9月から始めるとの記事ものっていた。台湾政府はTSMCに対して旧設備の180nmの半導体プロセスまでしか中国本土での生産は認めていない。最先端の技術の仮想敵国中国への流出を禁止する事で自国の安全保障を保とうとしているように思える。

東南アジアの経済の中心シンガポールの仮想敵国はマレー3国(マレーシア、インドネシア、フィリピン)で、保有する戦闘機の数はこの3国のそれを合計した数を上回る数を常に維持していると聞いたことがある。

日本の仮想敵国は?なんて話をしたら、そんな事いったらけんか(戦争)になると思っている日本人は多い。

仮想敵国とも経済的には密接な関係を保つという事は世界では不思議なことではない。