うちにはこんなに預金は無いぞ! 個人購入の外貨資産が40兆円を超え

85年のプラザ合意で1ドルが250円から180円になり、95年に90円を切った時代を知っている世代からすると そういえば最近円高防止に政府介入という記事を見ないなと思っていた。政府の為替介入停止期間は3年に及び、その背景は個人の外貨投資が円高に歯止めをかけているためらしい。

昨年の貿易黒字額が7.9兆円でそれを相殺する形で個人が7.5兆円もの外貨資産を増やしている。かつての貿易黒字は大蔵省が米国国債を購入する事で相殺されていたと記憶している。今は個人が自分のリスクで外貨資産を購入する時代になったということだろうか。

この記事に関連して、個人金融資産1500兆円 国内円預金700兆円という資料も掲載されていた。国民一人当たり1500万円ですか。 うちにはそんな貯金は無い、あるとこにはあるんでしょうか。 この数字の方がよほどビックリさせられた。