JALのリストラ

JALのリストラが紙面をにぎわしている。

直系ホテル売却 日航商事売却 不採算路線撤退 等のリストラ策と年明け銀行の支援策の発表で株価は持ち直し気味なものの先行きは不透明。東亜国内航空との合併、原油高等経営課題が山積しているのかも知れないが、昔からある組合問題を解決しない事には社員の融和も図れないのではないか。
沈まぬ太陽」は一方的な書き方がされていてフィクションとして読むべきだと思うが、紙面にも書かれていたようにパイロットの年収が3000万円を超えるというのは多すぎると思う。安全運航という同じ目的を持って仕事をしている整備や地上職の人達との給与の差はせいぜい2割高程度にとどめるべきだろう。でないと一体感を持って会社を支えていくという気持ちになれないのではないか。

かつては運輸官僚の天下り先で社長を官僚出身者が占め、親方日の丸体質のJAL。本当に変われるのだろうか。再生を願わずにはいられない。